太閤秀吉が築いた初代大坂城の石垣を発掘・公開への取り組みと募金案内。

新着情報

豊臣石垣公開施設の整備工事に着工します

大阪市は、大阪城公園において、豊臣石垣公開施設の整備工事に着工します。

豊臣秀吉が天下統一の拠点として築城した初代大坂城(豊臣大坂城)は、「三国無双の城」とたたえられる豪壮華麗な城であったと伝えられています。しかし、慶長20年(1615年)の大坂夏の陣で豊臣方が敗れた後、徳川幕府により豊臣大坂城を覆い隠すように徳川大坂城が築かれて以来、今も地下に眠り続けています。

本施設は、大阪城エリアの世界的観光拠点化を推進するため、地中に埋もれている豊臣秀吉が築いた豊臣大坂城の石垣を掘り起こして公開する「豊臣石垣公開プロジェクト」として取り組むものです。

平成25年度から発掘調査を実施し、平成29年度から平成30年度にかけて、公開施設の実施設計を行い、この度施設整備工事に着工することとなりました。施設完成は平成32年度(2020年度)を予定しています。

なお、平成25年度から本プロジェクトの推進資金として、「太閤なにわの夢募金」を募っています。施設完成に向け、引き続き皆様の募金へのご協力をよろしくお願いします。

公開概要

工事内容

新規施設の整備工事

工事場所

大阪市中央区大阪城(大阪城公園内)(マップ

工事期間(予定)

平成31年(2019年)3月から平成33年(2021年)3月

施工者

株式会社北陽

公開予定の石垣

公開予定の大坂城豊臣石垣

公開施設の検討の実施状況

豊臣石垣公開施設に係る事項について検討を行っています。