発掘調査を終え、次の工程(今後、順次アップ予定)に移る予定でしたが、周辺に降った雨水が石垣から現場内に流れ込んでおり、また、地下7mの地盤は、雨水等を浸透しない土質であったため、雨水が溜まりつづけ、地下遺構の保護のために敷設した砂層(保護砂)が滞水し泥状化しました。
<雨水による溜水状況>
このままでは工事継続が困難であったため、雨水排水方法の見直しとして、地下遺構への影響がないことを確認した上で、排水釜場の形状・設置位置を変更し設置しました。
設置後は釜場に周囲の水を集め、ポンプを使って排水を行います。
<排水釜場設置状況>